うさぎを渡米させる

私の引越しに伴い、うちのうさぎも一緒に渡米したのでその時の記録を残しておきます。
ペットを慣れない環境に移すというのは飼い主にとってはかなり不安もあると思いますが、いかにストレスフリーで円滑に引っ越せるかが鍵となります。


今回渡米させたうさぎの情報
名前:モッシュ(雄)ホーランドロップ
渡米時年齢:6歳
体重:2.5キロ
渡米経験:2回
出生:日本(購入場所:練馬、空飛ぶうさぎ)
渡米時期:2015年4月中旬
利用航空会社:ANA(JALはうさぎ用クレートの規定が小さくて不安だったので今回も却下)

やったこと(時系列順)
1)ANAのペット規約を確認した上で、自分の航空券を取る
ペット規約はこちら。
私の時は運賃として、日本<=>米国間は40,000円かかりました。
連絡時にクレート(入れるケージ、コンテナ)の3辺サイズと重さ、うさぎを入れた時の重さが必要となります。

クレートは以下の様な、IATA規定に準ずるものを購入する必要があります。

 


2)自分の予約番号を控えてANAにうさぎを運びたい旨連絡をする
■日本国内からのお問い合わせ
【受付時間】9:00~18:00(年中無休)
ナビダイヤル(全国一律料金)0570-029-701
東京(有料番号)03-6741-8702
上記の番号におかけのうえ、音声ガイダンスをお聞きになり「2番」を選択してください。
「9:00~18:00」以外の時間で、お問い合わせが必要な場合は国際線予約・案内センター blankにご連絡ください。

なおこれについては空港間の確認もあり、1週間程確認に時間がかかりました。


3)ANAからOKの返事がもらえたら農林水産省の動物検疫に申請する
動物検疫による、うさぎの輸出についてのページはこちら。

日本を出国するための条件

    日本を出国するためには動物検疫所において、1日間の係留検査を受けて、家畜の伝染性疾病の病原体をひろげるおそれのないことを確認されなければなりません。
なお、検査を受けるに当たり、輸出検査申請書を動物検疫所に提出するか、NACCS(動物検疫関連業務)を使用して申請を行ってください。

今回私はこのNACCSを介してうさぎの渡米申請を行いました。
が、システムが非常に使いにくいので申請書をプリントアウトして記入、スキャンしてメールで送る方が簡単かもしれません。


4)動物検疫から連絡がくる
a)受け入れ日:(出発の日)−2日 の確認、時間
b)受入国(米国)の入国条件の確認の有無
c)自身で餌をやるか、業者に頼むか(私は心配だったので前者を選びました)
などの確認をメールでやりとりしました。

ちなみにb)についてですが、米国においてペットのうさぎは日本での検疫条件をクリアしていれば、入国時の検疫条件は必要ありません。ただ将来は変わる可能性があるかもしれませんのでUSDA(アメリカの農林水産省みたいなもの)にてきちんと確認した方が良いかと思います。
以下のサイトで確認できます:

また以前検疫場で備え付けのケージに入れたら、ご飯を食べなくなってしまったこともあり、うさぎ専用のケージをお借りできるか打診しました。OKとのことで大変安心しました。


5)検疫場にあずける
いよいよ出発2日前になったら検疫場に預けにいきます。
成田空港の検疫場は空港関係者のバックヤード的な場所にあるので入る前に電話をして迎えに来ていただきました。皆さん非常に親切です。

都内から初日、次の日、出発の日、電車に揺られて成田空港までいくのはちょっと大変ですが、これもそれも全てうさぎ様のためです(笑)

モッシュは元気にご飯を食べ、体調を崩すことなく3日間過ごせました。

6)問題なければ検疫完了証明書をもらって、いざフライトへ
検疫場で証明書をもらいます。これは大事な書類で到着したら必要になるかもしれないのでパスポートと一緒に保管しておきます。
ANAのカウンターに行きます。牧草と水を沢山ケージの中に入れておきました。
下にペットーシーツとブランケットも入れておきました。
カウンターではペットの誓約書に同意のサインをして、お支払いという流れになります。
(私は当日ANAの地上スタッフの対応が非常に悪かったのでクレイムを入れました。)

自分も同じ飛行機に搭乗するわけですが、心配で一睡もできませんでした。
面白い映画をやっているので気を紛らわせようと思いましたが、映画の内容はあまり頭に入ってきませんでした。


7)アメリカ到着!
SFO空港に到着しました。バゲージはすぐに出てくるのに、ペット受け取りエリアで待機しててもなかなかうさぎがでてこないのでひやひやしました。
待つこと30分、でっかいおにいさんにつれられてやってきました。元気でした。
そしてnothing to declareの列に並びます。
ケージの中に残っていた牧草は米国産だったのですが、それは証明できないのですべて没収されました(涙)

そんなわけでモッシュ君は再び元気にアメリカに到着しました。
ちなみに今回、ケージは日本からイージーホームプロを新たに購入して箱のまま、持って行きました。
以前アマゾンで色々うさぎ用のケージを探したのですが、アメリカのケージは出来があまり良いものがないので日本のものの方が使い勝手が良いと思います。

うちはこちらを購入。すぐにたためるので持ち運びがしやすいです。


眠そう。うさぎも時差があるんだろうね。。

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